ティラミスの世界大会にて競われた2つの部門の内、クラシック部門に出品したティラミス。
伝統的な製法、配合で作られた極めてベーシックな仕上がりです。
シンプルであるがゆえに差別化が難しく、より印象に残る味わいにするためにも用いる材料や配合比率に強くこだわりながら繰り返し試作を行いました。
IRONMAN-chanのティラミスは一般的なものと比べると全体的に甘さが控えめ。
スポンジは生地は軽くふんわりと焼き上げ、よりおいしく感じられる厚みに調整し、極深入りの珈琲豆から抽出したエスプレッソを打ち込んで、珈琲の存在感が際立つように意識しています。
主役のマスカルポーネはイタリア産、北海道産など様々な産地のものを試した結果、甘くしっかりとした口当たりのニュージーランド産を使用。
重厚ながらもなめらかな口溶けのクリームと珈琲の豊かな香りと苦みを伴ったスポンジ生地が一体となって口の中でほどけます。